はじめに
Pythonを使用したプログラミングで、累乗を計算したいときは、pow関数を使用します。
この記事では、pow関数の基本的な使い方から少し複雑な例まで、幅広く解説します。
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基本的な使い方
Pythonのpow関数は、主に2つの引数を受け取ります。これらの引数はbaseとexponentといい、"baseのexponent乗"を計算します。
pow(base, exponent)の形で使用します。
ソースコード例
1 |
print(pow(2, 3)) # 2の3乗を計算 |
出力結果
8
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3つ目の引数とは?
pow関数には、実は3つ目の引数も存在します。これはmodと呼ばれ、指定した場合には、「baseのexponent乗」を計算した後に、その結果をmodで割った余りが返されます。
pow(base, exponent, mod)の形で使用します。
ソースコード例
1 |
print(pow(2, 5, 3)) # 2の5乗を計算し、その結果を3で割った余りを出力 |
出力結果
2
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負の整数と累乗
baseが負の整数である場合でも、pow関数は問題なく動作します。
負の数の累乗計算を見てみましょう。
ソースコード例
1 |
print(pow(-2, 3)) # -2の3乗を計算 |
出力結果
-8
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浮動小数点数と累乗
pow関数は整数だけでなく、浮動小数点数も受け取ることができます。
実際に浮動小数点数の累乗計算を見てみましょう。
ソースコード例
1 |
print(pow(2.5, 3)) # 2.5の3乗を計算 |
出力結果
15.625
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まとめ
以上がPythonのpow関数の使い方についての解説です。
pow関数は、引数として2つまたは3つの数値を取り、それらの数値の累乗計算(及び余り計算)を行う強力な関数です。
整数だけでなく、負の数や浮動小数点数も扱うことができ、幅広い数値計算に対応しています。
この記事が、Pythonでのpow関数の使い方を理解し、自身のコードに適用する際の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。少しでもお役にたてたなら幸いです!
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