下記の本を読めば、ChatGPT4でも料金掛からずに自動化できます！KindleUnlimited会員であれば無料で読めます。
PythonでCSVファイルを読み込む方法
PythonでCSVファイルを扱うスキルは、データ分析や機械学習など、多岐に渡る領域で必要とされます。
この記事ではPythonを使ってCSVファイルを読み込む基本的な方法から、さまざまなオプションを用いた応用的な読み込み方法までをご紹介します。
Pythonの組み込み関数を使ってCSVを読み込む
Pythonの組み込み関数であるopen関数と組み合わせて、CSVファイルを読み込むことができます。
それでは、以下の例を見てみましょう。
ソースコード例
|
1 2 3 |
with open('sample.csv', 'r') as f: data = f.read() print(data) |
このコードでは、まずopen関数でCSVファイルを読み込みモード（'r'）で開きます。
そして、readメソッドを使ってファイルの内容を全て読み込み、その結果を変数dataに格納します。
出力結果
id,name,age
1,Alice,20
2,Bob,25
3,Charlie,30
KindleUnlimited会員であれば、全ての本をご覧頂けます。 リストとラムダ式を理解すれば、Pythonプログラミングの世界が変わる 第1版
CSVモジュールを使ってCSVを読み込む
PythonにはCSVファイルを簡単に扱うためのCSVモジュールが含まれています。
CSVモジュールを使うことで、CSVファイルを行ごとのリストとして扱うことができます。
ソースコード例
|
1 2 3 4 5 6 |
import csv with open('sample.csv', 'r') as f: reader = csv.reader(f) for row in reader: print(row) |
このコードでは、Pythonの組み込みモジュールであるcsvをimportし、csv.readerを使ってCSVファイルを読み込みます。
そして、forループを使って読み込んだ各行を出力します。
出力結果
['id', 'name', 'age']
['1', 'Alice', '20']
['2', 'Bob', '25']
['3', 'Charlie', '30']
CSVを辞書として読み込む
CSVファイルを行ごとの辞書として扱いたい場合は、csvモジュールのDictReaderを使います。
これにより、各行をキーと値のペア（つまり、辞書）として取り扱うことができます。
ソースコード例
|
1 2 3 4 5 6 |
import csv with open('sample.csv', 'r') as f: reader = csv.DictReader(f) for row in reader: print(row) |
このコードでは、csv.DictReaderを使ってCSVファイルを読み込みます。
そして、forループを使って読み込んだ各行（辞書）を出力します。
出力結果
{'id': '1', 'name': 'Alice', 'age': '20'}
{'id': '2', 'name': 'Bob', 'age': '25'}
{'id': '3', 'name': 'Charlie', 'age': '30'}
まとめ
PythonでCSVファイルを読み込む方法はさまざまですが、この記事で紹介した基本的な方法を使えば、ほとんどの場面で問題なくCSVファイルを読み込むことができます。
ただし、大量のデータを扱う場合や、特殊なフォーマットのCSVファイルを読み込む場合などは、さらに高度な手法を学ぶ必要があります。
最初にPythonの組み込み関数を使ってCSVを読み込む方法を紹介しました。
次に、より高度な読み込みを可能にするcsvモジュールを使った方法、そして行ごとに辞書としてデータを取り出す方法を学びました。
CSVファイルの読み込みは、これらのタスクを行う上で必要不可欠なスキルの一つです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。少しでもお役にたてたなら幸いです！
[st-kaiwa4]最後まで読んでくれてありがとう！！
