C#のConcat関数の使い方を初心者にも理解できるように徹底解説
C#のConcat関数は文字列の連結を行うための非常に便利な機能です。
しかし、初心者にとってはその使用方法が分かりづらいかもしれません。
そこで、本記事では初心者でも分かりやすいように、C#のConcat関数の使い方を徹底的に説明していきます。
基本的な使い方
まず、Concat関数の基本的な使い方を見ていきましょう。
Concat関数はstringクラスのメソッドで、引数にとった文字列を連結して返します。
step
1
ソースコード例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
using System; public class Program { public static void Main() { string str1 = "Hello"; string str2 = "World"; string result = string.Concat(str1, str2); Console.WriteLine(result); } } |
出力結果
HelloWorld
ポイント
Concat関数を使うと、2つの文字列を簡単に連結することができます。
以上がConcat関数の基本的な使い方です。
ただ、Concat関数はこれだけでなく、もっと便利な使い方があります。
次に、それについて見ていきましょう。
応用的な使い方
Concat関数は、2つ以上の文字列を連結することも可能です。
また、配列の要素全てを連結することもできます。
それでは具体的なコード例を見てみましょう。
step
2
ソースコード例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 |
using System; public class Program { public static void Main() { string str1 = "Hello"; string str2 = "World"; string str3 = "!"; string result = string.Concat(str1, str2, str3); Console.WriteLine(result); string[] strArray = { "I ", "am ", "learning ", "C#." }; string resultArray = string.Concat(strArray); Console.WriteLine(resultArray); } } |
出力結果
HelloWorld!
I am learning C#.
ポイント
Concat関数を使えば、3つ以上の文字列を一度に連結することも可能です。さらに、配列の全要素を一度に連結することもできます。
注意点
Concat関数を使う上での注意点もいくつかあります。
まず、nullを引数に取ると空文字列として扱われます。
また、非文字列の値を引数に取るとToStringメソッドが自動的に呼び出されます。
step
3
ソースコード例
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using System; public class Program { public static void Main() { string str1 = null; string str2 = "World"; string result = string.Concat(str1, str2); Console.WriteLine(result); int num1 = 123; string str3 = "ABC"; string result2 = string.Concat(num1, str3); Console.WriteLine(result2); } } |
出力結果
World
123ABC
ポイント
Concat関数はnullを空文字列として扱います。また、非文字列の値を引数に取ると、その値のToStringメソッドが自動的に呼び出されます。
まとめ
以上がC#のConcat関数の使い方についての解説です。
Concat関数は文字列を連結するときに非常に便利な機能です。
基本的な使い方から応用的な使い方、注意点まで詳しく解説しました。
これを機にConcat関数を活用して、より効率的なコーディングを目指しましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。少しでもお役にたてたなら幸いです!