今回のテーマ
こんばんは、サルモリです。
下記の記事の続きです。今回もLinqのメソッドを紹介してきます。
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今回のテーマ
Linqのメソッド、Contains、Append、Prepend、Reverseメソッドついて解説します。
今回は上記の4つのメソッドについて解説します。
他のLinqの記事についてはこちら
Contains、Append、Prepend、Reverseについて
Contains
指定した値の要素がある場合はTrue、要素がない場合はFalseを返します。
Append
1番後ろに要素を追加します。
Prepend
1番前に要素を追加します。
Reverse
要素を逆にします。
Linqメソッドの解説の流れ
下記の流れで説明したいと思います。
行いたい処理の例を書きます。
Linqを使用しない書き方と使用する書き方のソースコードを書いていきます。
ソースコードには、配列を使います。
Containsの使い方
LinqのContainsはString型とは全く違うので、注意が必要です。
行いたい処理
要素にcatが含まれていたら、catと出力する。
Linqを使用しない例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
using System; using System.Collections.Generic; using System.Linq; namespace ConsoleApp2 { class Program { static void Main(string[] args) { var array = new string[] { "dog", "cat", "mouse" }; foreach(var item in array) { if (item == "cat") { Console.WriteLine("cat"); } } } } } |
result
cat
使わない場合は上記のような処理になります。
続けてLinqを使用した例です。
Linqを使用する例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 |
using System; using System.Collections.Generic; using System.Linq; namespace ConsoleApp2 { class Program { static void Main(string[] args) { var array = new string[] { "dog", "cat", "mouse" }; if (array.Contains("cat")) { Console.WriteLine("cat"); } } } } |
result
cat
String型でContainsを使用する場合は指定した文字列があるか判定しますが、Linqでは一致している要素があるか判定します。
Append
続けてAppendの使い方の例を見てみましょう。これからはLinqを使用する例のみです 😥
行いたい処理
配列の後ろに要素を追加したい。
Linqを使用する例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
using System; using System.Collections.Generic; using System.Linq; namespace ConsoleApp2 { class Program { static void Main(string[] args) { var array = new string[] { "dog", "cat", "mouse" }; array = array.Append("lion").ToArray(); foreach(var item in array) { Console.WriteLine(item); } } } } |
result
dog
cat
mouse
lion
気を付けないといけないのは、下記のように処理を書いても要素が増えないことです。
1 |
array.Append("lion"); |
基本的にLinqでは、変数に代入するように心がけましょう。
Prepend
Prependの使い方です。基本的にAppendと同じです。
行いたい処理
配列の前に要素を追加したい。
Linqを使用する例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
using System; using System.Collections.Generic; using System.Linq; namespace ConsoleApp2 { class Program { static void Main(string[] args) { var array = new string[] { "dog", "cat", "mouse" }; array = array.Prepend("lion").ToArray(); foreach(var item in array) { Console.WriteLine(item); } } } } |
result
lion
dog
cat
mouse
簡単に処理を書くことができますね。
Reverse
最後にReverseの動きを学びましょう。
行いたい処理
配列の要素の順番を逆にしたい。
Linqを使用する例
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using System; using System.Collections.Generic; using System.Linq; namespace ConsoleApp2 { class Program { static void Main(string[] args) { var array = new string[] { "dog", "cat", "mouse" ,"lion"}; array = array.Reverse().ToArray(); foreach(var item in array) { Console.WriteLine(item); } } } } |
result
lion
mouse
cat
dog
配列の要素の順番が逆になりましたね。
他のLinqの記事についてはこちら
まとめ
今回もLinqメソッドの紹介記事でした。今回の取り上げたメソッドを下記に纏めます。
今回のメソッド一覧
- Contains
- Append
- Prepend
- Reverse
今回紹介したメソッドは今まで紹介したメソッドよりも使う頻度は少ないですが、覚えておくと便利です。
要素を追加するメソッドはリストならAddメソッドで簡単にできますが、配列だと難しいので、
結構役に立つことも多いと思います。紹介しようとしていたメソッドもごくわずかになりました。
メソッドの紹介が終わったら、それぞれ応用的な使い方も見ていきたいと思います。
今回の記事は以上です。最後まで見て頂きありがとうございました。
他のLinqの記事についてはこちら