【完全ガイド】Javaスクリプトのif文をマスターしよう!

はじめに
「if」と一言で言っても、プログラミングにおける"もしも"は非常に強力です。
JavaScriptのif文について学ぶことで、プログラムに条件分岐をもたらし、多様な動きを実現できます。

はい、その通りですサルモリさん!
プログラムにおける「if」も、その通り「もしも」の条件を作り、その条件が真(true)である時に特定のコードが実行されます。
基本的なif文の構文
JavaScriptのif文は、次の基本的な構文を持っています。
まずは基本構文に触れ、理解を深めていきましょう。

ソースコード例
| 1 2 3 | if (条件) {     // 条件がtrueのときに実行されるコード } | 
この「条件」の部分がtrueである時、波括弧({})内のコードが実行されます。
逆に、条件がfalseである時は、波括弧内のコードはスキップされます。

if文の実用例
さて、ここで具体的なコード例を見て、if文をもう少し探ってみましょう。
ここでは、変数「score」の値が80以上の時に、「合格です!」とコンソールに表示するシンプルな例を見ていきます。
ソースコード例
| 1 2 3 4 5 | let score = 85; if (score >= 80) {     console.log('合格です!'); } | 
 出力結果
合格です!  
そうですね、サルモリさん。
この一連のフローをマスターすることで、プログラムは多様な表現が可能になり、より複雑な動きを実現できます。
複数の条件を持つif文
「もしも」の条件が一つではなく、複数ある場合にどうすればよいでしょうか。
その場合、else ifを使って、追加の条件を指定することができます。

その通りです!
基本的な形は以下のようになります。
ソースコード例
| 1 2 3 4 5 6 7 | if (条件1) {     // 条件1がtrueの時に実行 } else if (条件2) {     // 条件1がfalseで条件2がtrueの時に実行 } else {     // 条件1も条件2もfalseの時に実行 } | 
それでは、具体的な例を通して見てみましょう。
次の例では、成績に応じて異なるメッセージをコンソールに出力します。
ソースコード例
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 | let score = 75; if (score >= 90) {     console.log('素晴らしい!'); } else if (score >= 80) {     console.log('良い成績です!'); } else if (score >= 70) {     console.log('もう少し頑張りましょう!'); } else {     console.log('不合格です...'); } | 
 出力結果
もう少し頑張りましょう!  
ネスティングしたif文
if文は、その中にさらにif文を持つことができます。これをネスティングと言います。
ここではネスティングされたif文について学びましょう。

複雑に感じるかもしれませんが、一つ一つのロジックを落ち着いて考えれば、しっかり理解することができますよ!
それでは、ネスティングされたif文の一例を見てみましょう。
ソースコード例
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 | let age = 20; let hasLicense = true; if (age >= 18) {     if (hasLicense) {         console.log('運転しても良いです!');     } else {         console.log('運転免許を取得しましょう!');     } } else {     console.log('運転は18歳からです!'); } | 
 出力結果
運転しても良いです!  
switch文
switch文は、多くの条件の中から一つを選んで実行する場合に便利です。
switch文は以下のような構文を持っています。
ソースコード例
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | switch (式) {     case 値1:         // 式が値1と等しい場合に実行されるコード         break;     case 値2:         // 式が値2と等しい場合に実行されるコード         break;     default:         // 式がどの値とも一致しない場合に実行されるコード } | 
それでは具体的な例を見てみましょう。
次の例では、dayが何であるかに応じて、異なるメッセージをコンソールに出力します。
ソースコード例
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 | let day = 'Monday'; switch (day) {     case 'Monday':         console.log('月曜日は忙しいな...');         break;     case 'Wednesday':         console.log('水曜日はちょっと一息。');         break;     case 'Friday':         console.log('金曜日は楽しい!');         break;     default:         console.log('週末はリフレッシュ!'); } | 
[/st-midasibox]
 出力結果
月曜日は忙しいな... 
三項演算子
三項演算子は、「条件 ? 式1 : 式2」の形で書かれ、条件がtrueの場合は式1が、falseの場合は式2が実行されます。
次の例では、scoreが60以上なら'Passed'、それ以下なら'Failed'という文字列をmessageに代入します。
ソースコード例
| 1 2 3 | let score = 65; let message = score >= 60 ? 'Passed' : 'Failed'; console.log(message); // Passed | 
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演算子の実例とその使い方

JavaやJavaScriptでコーディングを進める際、しばしば遭遇する「演算子」。それぞれの言語には多くの演算子が用意されており、状況に応じて選択して使うことで、プログラムのコードは格段に効率的かつシンプルになります。
それでは、一般的な演算子とその使用例について確認していきましょう。

基本的な演算子
ここでは、比較演算子や論理演算子について詳しく見ていきましょう。これらは条件分岐において特に頻出し、その適用例は非常に多いです。
以下に、基本的な演算子とそのシンボルを表形式でまとめました。
| 演算子 | シンボル | 説明 | 
| 等しい | == | 左右のオペランドが等しい場合にtrueを返します。 | 
| 異なる | != | 左右のオペランドが異なる場合にtrueを返します。 | 
| 小さい | < | 左のオペランドが右のオペランドより小さい場合にtrueを返します。 | 
| 小さいか等しい | <= | 左のオペランドが右のオペランドより小さい、または等しい場合にtrueを返します。 | 
| 大きい | > | 左のオペランドが右のオペランドより大きい場合にtrueを返します。 | 
| 大きいか等しい | >= | 左のオペランドが右のオペランドより大きい、または等しい場合にtrueを返します。 | 
| かつ | && | 左右のオペランドが両方ともtrueの場合にtrueを返します。 | 
| または | || | 左右のオペランドのどちらか一方、または両方がtrueの場合にtrueを返します。 | 
| 否定 | ! | オペランドがfalseの場合にtrueを返します。 | 

例:比較演算子の利用
それでは実際のコードを見てみましょう。以下は比較演算子を使用した基本的なJavaのコード例です。
ここでは、変数aとbを比較し、等しいかどうかを検証しています。
ソースコード例
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 | class Program {     public static void main(String[] args) {         int a = 5;         int b = 5;         if (a == b) {             System.out.println("a and b are equal");         } else {             System.out.println("a and b are not equal");         }     } } | 
 出力結果 a and b are equal 
最後のまとめ

この記事を通じて、JavaとJavaScriptにおける基本的な条件分岐「if文」の使い方とその他の演算子について学んでいただきました。
コーディングの世界は広大で、日々新しい情報が更新されています。基本を固め、日々の学習を積み重ねることで、さまざまな課題に対しても柔軟に対応できるスキルを身につけていくことができるでしょう。


