str関数の基本
Pythonには様々な組み込み関数がありますが、その中でもとても便利なのがstr関数です。
str関数は、引数として与えられた値を文字列に変換するための関数です。
はじめてのstr関数
その通りです、サルモリさん。例えば、数字の5を"5"という文字列に変換することができます。
具体的なコードを見てみましょう。
ソースコード例
1 |
print(str(5)) |
出力結果
5
様々なデータ型を文字列に変換する
はい、それがstr関数の便利なところです。
例えば、リストや辞書、真偽値も文字列に変換することが可能です。
ソースコード例
1 2 3 |
print(str([1, 2, 3])) print(str({"apple": 1, "banana": 2})) print(str(True)) |
出力結果
[1, 2, 3]
{'apple': 1, 'banana': 2}
True
str関数の活用方法
そうですね。str関数は、データのログ出力やファイルへの書き出し、画面表示など、さまざまな場面で使うことができます
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数値と文字列の連結
数値と文字列を連結したいときも、str関数が活躍します。
直接数値と文字列を連結しようとすると、エラーが発生します。しかし、str関数を使えば問題なく連結することができます。
ソースコード例
1 2 |
age = 20 print("I am " + str(age) + " years old.") |
出力結果
I am 20 years old.
ログ出力に利用する
また、str関数はログ出力にも便利です。
例えば、データの中身を確認するためにログを出力したいときなど、str関数を使うと簡単に文字列に変換できます。
ソースコード例
1 2 |
data = {"apple": 1, "banana": 2} print("data: " + str(data)) |
出力結果
data: {'apple': 1, 'banana': 2}
まとめ
今回は、Pythonのstr関数の使い方について学びました。
str関数は非常に便利な関数で、様々なデータ型を文字列に変換することができます。
数値と文字列の連結やログ出力など、日々のプログラミング作業で頻繁に使う場面があるでしょう。
ぜひ、この記事を参考にstr関数を活用してみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。少しでもお役に立てたなら幸いです!