はじめに
Pythonでコーディングをしていると、リストや文字列、タプルなどの長さ(要素の数)を知りたい場合があります。
そのような時に利用するのが、Pythonの組み込み関数であるlen関数です。
この記事では、len関数の使い方について初心者向けに解説します。
ソースコードとその実行結果も示していきますので、ぜひ参考にしてください。
len関数の基本的な使い方
まずはlen関数の基本的な使い方を学びましょう。
len関数は、引数に与えられたオブジェクトの長さ(要素の数)を返す関数です。
ソースコード例
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my_string = "Hello, Python!" print(len(my_string)) |
この例では、文字列"Hello, Python!"の長さを取得しています。
Pythonの文字列は文字ごとに分けられるため、この文字列の長さは14になります。
出力結果
14
リストやタプルの長さを取得する
次に、リストやタプルの長さを取得してみましょう。
これもlen関数を使います。
ソースコード例
1 2 3 4 5 |
my_list = [1, 2, 3, 4, 5] print(len(my_list)) my_tuple = ("apple", "banana", "cherry") print(len(my_tuple)) |
この例では、まずリストの長さを取得し、次にタプルの長さを取得しています。
リストやタプルの長さはその中に含まれる要素の数になります。
5
3
辞書の長さを取得する
Pythonの辞書(ディクショナリ)の長さを取得することも可能です。
これもlen関数を使用します。
ソースコード例
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my_dict = {"name": "John", "age": 30, "city": "New York"} print(len(my_dict)) |
この例では、辞書の長さを取得しています。
辞書の長さはその中に含まれるキーの数になります。
出力結果
3
まとめ
今回は、Pythonの組み込み関数であるlen関数の使い方について学びました。
len関数を使えば、文字列、リスト、タプル、辞書などの長さを簡単に取得することができます。
ここで紹介したソースコードとその実行結果をぜひ自分の環境で試してみてください。
Pythonの基本的な関数の一つであるlen関数を理解し、自身のコードに活かしていきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。少しでもお役にたてたなら幸いです!