Javaの型、変数、定数

【java】bigdecimal型を徹底解説!桁数を指定する方法や加算減算などを学ぼう!

はじめに

JavaのBigDecimalクラスは、金融や科学計算など、正確な小数点数の演算が必要な場合に非常に便利です。

しかし、BigDecimalを使って桁数を指定する方法は少し難解に感じるかもしれません。

この記事では、BigDecimalでの桁数指定の基本から応用までを、わかりやすく解説します。

BigDecimalとは

BigDecimalは、Javaのjava.mathパッケージに含まれるクラスで、浮動小数点数を任意の精度で表現することができます。

これにより、通常のdoubleやfloat型で発生する丸め誤差を避けながら、正確な計算を行うことが可能になります。

サルモリ
浮動小数点数って、計算するときに誤差が出やすいんだよね。BigDecimalを使えば、その心配がないってわけだ。
Java言語のStreamAPIを徹底的に学びたい方は画像をクリックしてご覧ください!
KindleUnlimited会員であれば、全ての本をご覧頂けます。 StreamAPIを理解すれば、Javaの世界が変わる 第1版

BigDecimalのインスタンス生成

まずは、BigDecimalのインスタンスを生成する方法から見ていきましょう。

文字列コンストラクタを使用するか、valueOfメソッドを使うのが一般的です。これらの方法では、正確な値をBigDecimalに渡すことができます。

ソースコード例



 出力結果
123.456
123.456
サルモリ
文字列で数値を渡すか、valueOfを使うと、誤差なくBigDecimalを作れるんだね!

桁数を指定して四捨五入

BigDecimalで桁数を指定するには、setScaleメソッドを使用します。

このメソッドは、小数点以下の桁数と、丸めモードを指定できます。丸めモードには、BigDecimalクラスに定義されている丸めモード(例えば、ROUND_HALF_UP)を使用します。

ソースコード例



 出力結果
123.457
サルモリ
setScaleを使えば、必要な桁数で四捨五入できるんだ。便利だね!

桁数指定で切り捨て

次に、桁数を指定して切り捨てる方法を見ていきましょう。

これもsetScaleメソッドを使用しますが、丸めモードにROUND_DOWNを指定します。

ソースコード例



 出力結果
123.456
サルモリ
切り捨てもsetScaleでできるんだね。丸めモードを変えるだけで、いろんな処理ができるってわけだ。

精度を保った加算、減算、乗算、除算

BigDecimalでは、加算、減算、乗算、除算を行う際にも、精度を指定することができます。

これにより、計算結果の精度をコントロールしながら、正確な数値演算を実行することが可能です。

ソースコード例



 出力結果
加算: 912.6
減算: -665.7
乗算: 9.736E+4
除算: 0.1563
サルモリ
MathContextを使えば、計算の精度を指定できるんだね。これで、計算結果を思い通りの精度で保つことができるよ。

この記事では、JavaのBigDecimalを使用して桁数を指定する方法について解説しました。setScaleメソッドを用いた四捨五入や切り捨て、MathContextを使用した計算の精度の指定など、さまざまなテクニックを紹介しました。

まとめ

JavaのBigDecimalクラスを使用することで、高い精度の数値計算が可能になります。この記事で紹介した方法を理解し、適切に使用することで、誤差のない正確な計算を行うことができるでしょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。少しでもお役にたてたなら幸いです!

サルモリ
最後まで読んでくれてありがとう!!

-Javaの型、変数、定数

Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

Ads Blocker Detected!!!

We have detected that you are using extensions to block ads. Please support us by disabling these ads blocker.

Powered By
Best Wordpress Adblock Detecting Plugin | CHP Adblock