【Golang】Go言語の文字列の比較方法4選！stringパッケージを使った比較など徹底解説！

はじめに

Go言語での文字列比較は、プログラム内で非常に一般的な操作です。

文字列が同じかどうかを確認する必要がある場合、Go言語はいくつかのシンプルで効果的な方法を提供しています。

この記事では、== 演算子、strings パッケージの関数、そしてより複雑な比較方法まで、様々な文字列比較のテクニックを紹介します。

基本的な文字列比較

== 演算子を使った比較は、最も基本的な文字列比較の方法です。

この方法は、二つの文字列が完全に一致するかどうかをチェックする際に使用されます。

ソースコード例

package main

import "fmt"

func main() {
    str1 := "Hello, world"
    str2 := "Hello, world"
    str3 := "hello, world"

    fmt.Println(str1 == str2) // 出力: true
    fmt.Println(str1 == str3) // 出力: false
}

package main

import "fmt"

func main() {

str1 := "Hello, world"

str2 := "Hello, world"

str3 := "hello, world"

fmt.Println(str1 == str2) // 出力: true

fmt.Println(str1 == str3) // 出力: false

}

 出力結果
true
false

サルモリ

この方法は、簡単で直感的だね！大文字と小文字が区別される点には注意が必要だよ。

stringsパッケージを使った比較

strings パッケージには、Compare, EqualFold などの関数があり、文字列比較をより柔軟に行うことができます。

Compare 関数は、二つの文字列を辞書順に比較し、結果を整数で返します。EqualFold は、大文字小文字を区別せずに二つの文字列が等しいかどうかをチェックします。

ソースコード例

package main

import (
    "fmt"
    "strings"
)

func main() {
    fmt.Println(strings.Compare("abc", "abc")) // 出力: 0
    fmt.Println(strings.Compare("abc", "bcd")) // 出力: -1
    fmt.Println(strings.Compare("bcd", "abc")) // 出力: 1

    fmt.Println(strings.EqualFold("Go", "go")) // 出力: true
}

package main

import (

"fmt"

"strings"

)

func main() {

fmt.Println(strings.Compare("abc", "abc")) // 出力: 0

fmt.Println(strings.Compare("abc", "bcd")) // 出力: -1

fmt.Println(strings.Compare("bcd", "abc")) // 出力: 1

fmt.Println(strings.EqualFold("Go", "go")) // 出力: true

}

 出力結果
0
-1
1
true

サルモリ

Compare は0, -1, 1の3つの結果を返すんだ。そして、EqualFold は大文字小文字を無視するから便利だね！

文字列の部分的な比較

場合によっては、文字列の一部分だけを比較したいこともあるでしょう。

strings.HasPrefix や strings.HasSuffix、strings.Contains などの関数を使って、特定の前後文字列や含まれる文字列をチェックすることができます。

ソースコード例

package main

import (
    "fmt"
    "strings"
)

func main() {
    fmt.Println(strings.HasPrefix("golang", "go"))   // 出力: true
    fmt.Println(strings.HasSuffix("golang", "lang")) // 出力: true
    fmt.Println(strings.Contains("golang", "lan"))   // 出力: true
    fmt.Println(strings.Contains("golang", "x"))     // 出力: false
}

package main

import (

"fmt"

"strings"

)

func main() {

fmt.Println(strings.HasPrefix("golang", "go")) // 出力: true

fmt.Println(strings.HasSuffix("golang", "lang")) // 出力: true

fmt.Println(strings.Contains("golang", "lan")) // 出力: true

fmt.Println(strings.Contains("golang", "x")) // 出力: false

}

 出力結果
true
true
true
false

サルモリ

これらの関数は、特定の条件が文字列に含まれているかどうかを簡単に調べられるから、検索機能などに使えそうだね！

正規表現を使った比較

より複雑な文字列比較が必要な場合は、正規表現を使用することができます。

regexp パッケージを使って、特定のパターンに一致するかどうかをチェックできます。これは、フォーマットが特定のルールに従っているかを検証する場合などに非常に便利です。

ソースコード例

package main

import (
    "fmt"
    "regexp"
)

func main() {
    r, _ := regexp.Compile("p([a-z]+)ch")

    fmt.Println(r.MatchString("peach")) // 出力: true
    fmt.Println(r.MatchString("batch")) // 出力: true
    fmt.Println(r.MatchString("catch")) // 出力: false
}

package main

import (

"fmt"

"regexp"

)

func main() {

r, _ := regexp.Compile("p([a-z]+)ch")

fmt.Println(r.MatchString("peach")) // 出力: true

fmt.Println(r.MatchString("batch")) // 出力: true

fmt.Println(r.MatchString("catch")) // 出力: false

}

 出力結果
true
true
false

サルモリ

正規表現は強力だけど、複雑なパターンを理解するのは少し難しいかもしれないね。でも、慣れれば非常に便利だよ！

この記事を通して、Go言語での文字列比較の基本から応用までを網羅的に解説しました。== 演算子から始まり、stringsパッケージの関数、さらにはregexpパッケージを使った正規表現による比較まで、多様な方法を紹介しました。これらの方法を駆使することで、あらゆるシナリオでの文字列比較が可能になります。

まとめ

Go言語での文字列比較は、多様な方法で行うことができます。この記事で紹介した方法を理解し、適切な場面で使い分けることが重要です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。少しでもお役にたてたなら幸いです！

サルモリ

最後まで読んでくれてありがとう！！

【Golang】Go言語の文字列の比較方法4選！stringパッケージを使った比較など徹底解説！

はじめに

基本的な文字列比較

stringsパッケージを使った比較

文字列の部分的な比較

正規表現を使った比較

まとめ

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